【マツダ・CX-5】リコール一覧・要エンジン交換ってホント?

マツダ一番の人気車となったCX-5で意外に多く感じるのが、リコールや不具合。

中にはエンジン交換が必要なトラブルもあると言われていますが、本当のところは?

2012年に初代が登場してから7年、2017年に現行型にモデルチェンジして2年。

この間のリコール一覧と、気になるポイントを見てみましょう。

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【マツダ・CX-5】旧型のリコール情報一覧

4年間に12件のリコール

旧型(初代)CX-5の販売期間は、2012年2月から2017年2月。

マツダHPの「リコール情報」をチェックしたところ、12件ありました(日付は国交省への届出日)。

  • 2014年12月4日:ディーゼルエンジンのオイルフィルターのリリーフバルブ開弁圧が不適切
  • 2015年10月8日:ESS(エマージェンシーシグナルシステム)制御プログラムの不具合
  • 2015年12月3日:本革ステアリングホイールのコアカバー端部の形状に誤り
  • 2016年9月1日:リアゲートのダンパーステーが腐食の恐れ
  • 2017年2月16日:車両の直前・直左を確認するカメラレンズのコーティングの不具合
  • 2017年 2月23日:ディーゼルエンジンの不具合
  • 2017年 3月16日:前照灯のオートレベリング制御コンピューターのプログラムの不具合
  • 2017年4月6日:ヘッドライト・レベリング・アクチュエータの強度不足
  • 2018年4月13日:ディーゼルエンジンのバキュームポンプ、ターボチャージャー、オイルフィルターの不具合
  • 2018年7月12日:車両の直前・直左を確認するカメラレンズのコーティングの不具合
  • 2018年11月8日:ディーゼルエンジンの吸気シャッターバルブの不具合
  • 2018年 11月8日:ディーゼルエンジンの吸気側バルブスプリングの不具合

12件のうちエンジン関係は5件、他は電装品関係の細かいリコールが中心です。

エンジン破損の恐れのあるリコール

最も怖いのが、2017年2月23日のディーゼルエンジンに関するリコール。

5つの不具合があげられています。

  • (1)インジェクタ取付ナットの締め付けが弱く、エンジンオイルが炭化しエンストの恐れ。
  • (2)燃料リターンホース取付部の強度不足、ホースの亀裂により燃料漏れの恐れ。
  • (3)減速時のエンジン制御の不具合により、回転が不安定になりエンストの恐れ。
  • (4)インジェクタ制御回路の不具合により、燃料噴射が停止しエンストの恐れ。
  • (5)過回転制御の不具合により、アクセルを全開にするとエンジン破損の恐れ。

対象となる型式は以下の2タイプ。

  • LDA-KE2AW(4WD車・2012年2月17日〜2016年11月16日に製造された51,830台)
  • LDA-KE2FW(2WD車・2012年2月13日〜2016年11月16日に製造された64,876台)

いずれも放置しておくと、重大事故につながる恐れのあるものばかり。

とくに高速道路でエンジンが停まってしまうことを想像すると、ゾッとしますね。

少しでも気になることがあったら、迷わずディーラーに相談しましょう。

部品の交換や制御プログラムの修正などで、不具合を解消してくれるとのことです。

自分のクルマがリコール対象車かチェックするには

マツダHPの「リコール情報」では、すべてのリコールの詳細な情報が公開されています。

自分のクルマの車台番号を入力して、リコール対象になっているかもチェックできます。

修理が完了しているかも調べられるので、中古車で購入した場合には助かります。

「車台番号なんて見たことない、どうやって調べるの?」という方は、クルマに付いている車検証を見てください。

6ケタの数字で記載されているのが、車台番号です。

必ず目を通して、リコール情報と照らし合わせておいた方が良さそうです。

【マツダ・CX-5】新型のリコール不具合情報一覧

ガソリンエンジンの火災につながるリコール

現行型CX-5の登場は2017年2月。

まだリコールは4件ですが、いずれもエンジンに関係する重大なトラブルです(日付は国交省への届出日)。

  • 2018年6月7日:ガソリンエンジンの制御コンピューターの不具合
  • 2018年6月14日:ディーゼルエンジンの制御プログラムの不具合
  • 2018年11月8日:ディーゼルエンジンの吸気シャッターバルブの不具合
  • 2018年11月8日:ディーゼルエンジンの吸気側バルブスプリングの不具合

2018年6月7日には、旧型ではあまりなかったガソリンエンジンのリコールが出されました。

制御コンピューターの不具合のためエンジンが停止・再始動できなくなるほか、最悪の場合火災になる恐れがあるといいます。

対象となる型式は以下の2タイプ。

  • 6BA-KFEP(0l車・2018年5月15日〜2018年5月19日に製造された10台)
  • 6BA-KF5P(5l車・2018年5月16日〜2018年5月17日に製造された2台)

たったの12台ですが、放置しておくと大変なことになります。

心当たりがある場合は、マツダのリコール情報HPで車台番号を調べるのがよさそうですね。

1日2件のリコールも

2018年11月8には、ディーゼルエンジンについて同時に2件のリコールが出されました。

1件目は、吸気シャッターバルブの制御プログラムの不具合。

周辺に付着したススによってバルブが開いたまま固着し、エンジンが停止する恐れがあります。

2件目は、吸気側バルブスプリングの荷重設定のミス。

吸気バルブを閉じる力が弱いため、圧縮不良が起きて回転が不安定になり、最悪の場合エンジン停止も。

2件ともプログラムの修正や部品交換で、不具合を解消してくれます。

【マツダ・CX-5】エンジン交換には至らない

中には交換したケースも

CX-5のリコールを見てきました。

対応メニューの中には噂されていた「エンジンを丸ごと交換」はありませんが、ディーラーの判断で載せ換えたケースもあるようです。

たとえばこんなオーナーの声も。

「交換した新しいエンジンはリコール対策されたバルブスプリングが搭載され、プログラムも書き換え、エンジンマウントも新しくしてもらえた」

交換後の様子については、こう語っています。

「走行性能は今までと変化ナシ、音も加速も変わらず本当に素晴らしい整備をしてもらえた」

かなり満足度は高いようですね。

自分で判断せずディーラーに相談を

エンジンのトラブルには、音がおかしくなったり、振動が大きくなったり、パワーが低下するといった予兆が必ずあります。

そのまま走り続けていたら、エンジン交換どころかクルマ自体が廃車になる重大事故になりかねません。

最悪の場合、命さえ失ってしまう危険性もあります。

とにかく放置せず、少しでもオカしいと感じたらディーラーに相談しにいくのがおススメです。

【マツダ・CX-5】リコールや不具合対応の評判は?

リコールへの対応は、最寄りのマツダディーラーで無料で行ってもらえます。

エンジン関係のリコールを経験したオーナーの声を拾ってみました。

  • 「吸気側バルブスプリング交換の内容は何となくしかわかっていなかったが、サービスマンが写真で不具合の状態を見せてくれた」
  • 「2日ぶりにディーラーから戻ったクルマに乗ると、エンジンフィールも前と同じで普通に乗れている」
  • 「入庫のついでに、紛失していたテールゲートのファスナーも取り付けてもらった」

リコール対象になっていない不具合に対応してもらったという声もあり、満足度は高いようです。

さらにはこんな声も。

「左側からキーキー音がしてディーラーで見てもらったら、ブレーキディスクに溝が見付かりオーバーホールしてもらうことになった」

ブレーキはクルマの安全を支える重要な部品。

大事に至る前にプロの目でチェックしてもらい、不具合がわかって良かったですね。

【まとめ】CX-5リコール情報

旧型、現行型を合わせて16件のリコールが出ているCX-5。

これから年数が経つにつれて、件数も増えるかもしれません。

少しでも不具合を感じたら、すぐディーラーに相談しましょう。

とくにエンジンの制御はコンピューターで行われるため、自分で分解して直せるシロモノではありません。

エンジン以外の電装系についても同様に、自分で直そうとしないこと。

CX-5本来の高い走行性能と最先端の安全技術を発揮させるためにも、必ずプロに任せましょう。

またディーゼル車は、長時間・長距離を走るように設計されています。

街中のチョイ乗りばかりを繰り返すと、フィルターにススがたまってエンジントラブルの原因になります。

こういう場合は、迷わずガソリン車を選びましょう。

不具合を未然に防ぐためにも、クルマの特性を勉強しておくことも必要ですね。

 

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