「なんとなく4WDがよさげなんだけど、買うとなると2WDより結構高くて……。実際どっちがいいのかな?」
多少の悪路も難なくクリアしてくれそうなCX-5なので、4WDの印象が強く残りがちですが、本当に必要なんでしょうか。
今回は2WDと4WDでお悩みの方へ、比較のポイントをお伝えします。
買ってから「やっぱりあっちにしておけば良かった……」なんて後悔をしないように一緒に見ていきましょう!
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【マツダ・CX-5】2WDvs4WD~売れ筋は2WD
CX-5にはガソリンモデルとディーゼルモデルがあります。
このうちガソリンモデルは、下記のようにグレードによって選択できる駆動方式が異なります。
- 2WDのみの設定:20S・20S PROACTIVE
- 4WDのみの設定:25S・25S PROACTIVE
- 2WD/4WD選択可能:25S L Package・25T L Package・25T Exclusive Mode
ディーゼルモデルには、すべてのグレードに2WD/4WDの設定があります。
ここで一つ選択のポイントになるのが、下記のような4WD専用装備の存在。
- リアフォグランプ
- ヘッドランプウォッシャー
- 大型ウォッシャータンク&ウォッシャー液残量警告灯
- フロントワイパーデアイサー
- AWDオーナメント
AWDオーナメント以外は悪天候時の操作性や利便性をアップする実用的な装備となっており、これらが必要な方はおのずと4WDを選択する必要があるんです。
実際のところ売れ筋はどちらなのか?
中古車販売情報サイトで調べてみたところ、下記のような結果となりました。
- CX-5(KF型)登録総数540台 = 357台(2WD)+ 183台(4WD)
- 2WDが66%
- 4WDが34%
つまり2WDのほうが売れ筋であると言えますね。
【マツダ・CX-5】2WDvs4WD:燃費や維持費比較
ガソリンモデル
両方の駆動方式を選べる25S L Package(6AT)のWLTCモード燃費で比較してみます。
- 2WD:13.8km/l
- 4WD:13.0km/l
この数値をもとに、10,000km走行するのに必要な燃料代を計算してみました。
- 2WD:10,000km ÷8km/L × 149円/L = 10.8万円
- 4WD:10,000km ÷0km/L × 149円/L = 11.5万円
ディーゼルモデル
両方の駆動方式を選べるXD(6AT)のWLTCモード燃費で比較してみます。
- 2WD:17.4km/l
- 4WD:16.6km/l
(数値はマツダ公式サイトより)
この数値をもとに、10,000km走行するのに必要な燃料代を計算してみました。
- 2WD:10,000km ÷ 4km/L × 129円/L = 7.4万円
- 4WD:10,000km ÷6km/L × 129円/L = 7.8万円
両モデルとも2WDの燃費がよく、維持費も安いことがわかりました。
これには車両重量の差が大きく影響しています。
2WDは前輪のみを動かしているのに対し、4WDは前輪も後輪も動かす必要があるので、そのための補機類が装着されます。さらに4WD専用の装備もされているために60kgほど重量が増え、結果的に燃費が悪くなってしまうのです。
【マツダ・CX-5】2WDvs4WD:乗り心地や取り回し比較
4WD=乗り心地や静粛性が悪い、最小回転半径が大きいイメージ、CX-5の4WDはどうか?など。
悪路走破性や走行安定性で一日の長がある4WDですが、その反面乗り心地や静粛性がイマイチだったり、最小回転半径が大きくて取り回しにくかったりといったマイナスのイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
また、4WDに必要な補機類が装着されていると、その分の設置スペースを稼ぐために室内空間を犠牲にしているクルマも存在します。
この点、CX-5なら大丈夫です!
静粛性は万全!
先代モデルから乗り心地の良さに定評があった骨格をさらに進化させ、乗り心地や静粛性は大幅にレベルアップしています。
荒れた路面からの突き上げ感やクルマの振動を低くおさえ、風切り音に至るまで入念な騒音対策が施されているのでクルマ全体で静粛性も高いCX-5。
4WDに必要な補機類の動作音もほとんど感じられず、コンパクトな設計のために室内空間を犠牲にもしていません。
これらの性能に関しては2WD/4WDとも互角と言えます。
取り回しもOK!
最小回転半径は2WD、4WDとも、5.5m。
このクラスのSUVとして標準的な数値で、特段取り回しに苦労するようなことはありません。
高い着座姿勢とクリアな視界のおかげで、狭い道で神経質になることが少なく、ドライバーに余計な負担をかけません。
取り回しについても2WD/4WDの差はないんですね。
【マツダ・CX-5】2WDvs4WD:使い方でキマル
4WDは雪道や悪路のイメージがありますが、高速道路の安定性、とくに雨の高速道路の安定性を記載してください。
雪道を走ることなんて……ないけどなぁ
「4WDの性能が役に立つのは雪道や悪路でしょ?」と考える方は多いと思います。
前輪しか駆動しない2WDに対し、4WDは後輪も駆動させることによって、スリップしやすい雪の上や凹凸の激しい泥道を走る時に役立つのは間違いありません。
でも、スキーやスノボに頻繁に行ったり、キャンプやバーベキュ−のようなアウトドアの趣味をお持ちだったりする方じゃなければ、雪道や泥道を走る機会ってそんなに多くないですよね。
「それなら値段も安いし2WD一択なんじゃないの?」と、思ってしまいがちなのですが……
雨の高速道路でも強い味方
4WDはその真価を雨の高速道路でも発揮します。
走っていても気が付かないようなごくわずかなタイヤの滑りや路面状況などを常にモニターし、前輪と後輪のトルク配分を積極的にコントロールしてくれるCX-5の4WDシステムは、面倒な操作を必要とすることなく、雨に濡れた滑りやすい路面を走る時に大きな役割を果たします。
2WDの場合、路面の状態によってはタイヤが空転して駆動力を逃がしてしまいますが、4WDはその駆動力を後輪に分配することで無駄なく活かせるわけです。
さらに、前輪でクルマを引っ張る力と後輪でクルマを押し出す力をバランスよくコントロールしてくれるので駆動力のロスが少なく、直線でもカーブでもしっかり安定して走ることができるのは4WDならではのメリットですね。
【まとめ】CX-5 2WDvs4WDはどっちが買い?
個人的主観でOKですが明確な理由や考察をお願いします。
いろいろな角度から比較してみましたが、CX-5の高い基本性能に数多くのメリットがプラスされた4WDがおススメです。
雪道や悪路を走る頻度が高い方はもちろんですが、走らない方でも、たとえば昨今増えている突然のゲリラ豪雨の際など、急激な路面変化が起こった場合に4WDが果たす役割はとても大きく、決して縁遠いものではありません。
程度の差こそあれ、さまざまな場面で駆動輪は滑ってパワーをロスしているもの。
わずかなパワーロスでも積もり積もれば山となるわけで、前輪のわずかな滑りも後輪がこまめに拾っていけば、トータルで省エネルギーにも繋がりますね。
残念ながら燃費性能では2WDに負けてしまう弱点はあるものの、低粘度オイルの採用やボールベアリングの採用で抵抗を減らしたことによって、先代の4WDモデルと変わらぬ燃費を維持しているのは、車両重量が40kgほど増えたことを考えるとむしろ進化していると言えます。
実用的が高く充実した4WD専用装備や、いざというときに安心という走行安定性が高い4WDに乗ることで得られる精神的なゆとりは、およそ23万円という車両本体価格の差額以上に価値があると思いますよ。
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- 「ディーラーの売り込みがイヤ…」
- などなど
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