CX-5の購入にあたって絶対にチェックしておきたいのが、外寸。
全高は1.7m近くあるので、機械式立体駐車場はNGの場合がほとんど。
全幅も1.8m以上あるので、駐車場の問題をクリアできても取り回しに苦労しそう。
大柄なボディを快適に乗りこなすには、どんな点を注意したら良いのでしょうか。
駐車や狭い道のすれ違いをサポートしてくれる外装パーツはあるのでしょうか?
気になるポイントについて調べてみました。
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【マツダ・CX-5】外寸確認!横幅・長さ・車高
2WD車も4WD車も外寸は同じ
CX-5の外寸は、以下の通り。
取り回しの参考に、最小回転半径も調べてみました。
- 全長×全幅×全高 4,545×1,840×1,690mm
- 最小回転半径 5m
このスペックは2WD車、4WD車とも同じ。
一般的には4WD車になると外寸が少し大きくなりがちですが、CX-5は変わりません。
どうしても4WD車が欲しい人には、嬉しいですね。
ライバル車と比べて少しだけコンパクト
参考までに国産ライバル車の外寸も調べてみました。
【トヨタRAV4アドベンチャー(4WD)】
- 全長×全幅×全高 4,610×1,865×1,690mm
- 最小回転半径 7m
- トヨタRAV4公式ページ
【ホンダCR-VハイブリッドEX(4WD)】
- 全長×全幅×全高 4,605×1,855×1,690mm
- 最小回転半径 5m
- ホンダCR-V公式ページ
比較してみると、わずか2cm弱ですがCX-5がコンパクト。
とはいえ全車とも全幅は1.8m オーバー、全高は1.7m近くあるので駐車スペースが心配です。
【マツダ・CX-5】機械式立体駐車場は入らない!
全高1,690mmのCX-5は14cmオーバーに
“背の高いクルマは、機械式立体駐車場に入らない”と言われています。
ではどのぐらいまでの全高だったらOKなのか?
調べてみると「1,550mm以下」がひとつの基準ということがわかりました。
これは新明和工業の「乗用車用」にもとづいた数値。
新明和工業といえば海上自衛隊の飛行艇で有名ですが、実は国内有数の立体駐車場メーカーでもあるのです。
現在普及している立体駐車場は1990〜2000年代に建てられた「乗用車用」がほとんど。
この当時売れていた車種といえばセダンが中心でした。
背の高いSUVが現在みたいに普及するなど予想されていなかったので、仕方ありません。
新明和工業は「ミドルルーフ車用」(1,750mm以下)と「ハイルーフ車用」(2,000mm以下)もラインナップしており、近年の新築物件で採用されるケースも増えているそう。
ではこれから「ミドルルーフ車用」や「ハイルーフ車用」が主流になるかというと、ちょっと微妙。
屋根を高くすると駐車場全体の収容台数が減ってしまうので、ビルや商業施設での普及は難しいでしょう。
なので結論としては、CX-5で立体駐車場はムリ。
たまたま停められる駐車場があったら、すごくラッキーと考えた方が良さそうです。
どうしても立体駐車場にこだわるならCX-3
自宅マンションの立体駐車場に高さ制限があったり、何回も切り返しが必要な狭さなら、同じマツダでもCX-3がおすすめ。
- 全長×全幅×全高 4,275×1,765×1,550mm
- 最小回転半径 3m
全幅は1.8m以内に収まり、全高は「乗用車用」の立体駐車場をクリアする1,550mmジャスト。
後部座席は狭くなりますが、トルクフルなディーゼルエンジン、躍動感あふれる「魂動デザイン」、スポーティな内装といった魅力はCX-5ゆずり。
実際に駐車スペースを理由に、CX-3を選んだという声も聞かれます。
【マツダ・CX-5】駐車しやすくなる外装パーツ
360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー
ハナシをCX-5に戻します。
いろいろあるオプションの中で、絶対に欲しいのが「360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー」。
前後左右に備えた4つのカメラによる映像を運転席のディスプレイに表示し、駐車をサポートします。
主な機能は以下の通り。
- クルマを上から俯瞰したようなトップビューの表示
- フロントビュー、リアビューの表示
- センサーによって障害物を検知するとブザー音で知らせてくれる
- 走行中は左右サイドビューを表示して、狭い道でのすれ違いをサポート
いずれも絶対に欲しい機能ばかり。
CX-5はボディが大柄なだけでなく、死角が意外に多いのです。
「魂動デザイン」でスタイリッシュな外観を優先したため、リアウィンドウが小さくなっています。
そのためバック時に後ろを振り返っても、あまり見えません。
ボンネットも高めなので、小さな子どもが前にいても見落とす危険性があります。
とくに最近は、駐車場での悲しい事故が後を絶ちません。
取り返しのつかないことにならないよう、絶対に取り付けたいですね。
現状はメーカーセットオプション、気になる価格は?
もうひとつ「360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー」の優れた点が、運転席でラクな姿勢を取りながらモニターで死角を確認できること。
無理に後ろを振り返ったり、窓から顔を出す必要はありません。
しかし標準装備になっているのは、特別仕様車の「エクスクルーシブモード」だけ。
他のグレードでは、すべてメーカーセットオプションになります。
たとえば中間グレード「プロアクティブ」では、「CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー」とのセットで75,600円など。
一番高いセットオプションになると、サンルーフやBoseサウンドシステムも付いて24万3,000円に。
残念ながら単独では取り付けられません。
安全は何よりも大切なハズですから、これは全グレードに標準装備して欲しいところ。
次のマイナーチェンジがいつになるのかわかりませんが、標準化に期待したいですね。
フロントセンサーなら単独の取付OK
どうしても安く済ませたい場合には「パーキングセンサー(フロント追加用)」という選択も。
確認できるのは前方だけで、障害物との距離をブザー音で知らせてくれます。
価格はグンとお求めやすい26,460円。
でもやはり、ドライバーの責任として「360°ビュー・モニター+フロントパーキングセンサー」を選びたいですね。
【マツダ・CX-5】外装パーツは寸法に注意
CX-5にはアウトドア用にもさまざまなオプションが用意されていますが、取り付けると外寸が変わるモノもあるので注意が必要です。
たとえばマツダのディーラーで取り付けられる、THULE(スーリー)製キャリアベース。
- システムキャリアベース(ルーフレール付・31,266円) 全高+105mm=1,795mm
- システムキャリアベース(ノーマルルーフ・42,550円) 全高+100mm=1,790mm
どちらも全高が10cm以上高くなります。
ということは「ミドルルーフ車用」の立体駐車場(1,750mm以下)もNGに。
当たりマエですが、この上にルーフボックスを装着すれば全高はさらにアップします。
サイズはすべてアクセサリーカタログに書かれているので、購入前にシッカリとチェックしておきたいですね。
【まとめ】CX-5の外装と外寸
国産車の大型化が進み、今や人気の中心は背の高いSUVになりました。
もはや大柄なCX-5さえ、スタンダードな大きさと言えるかもしれません。
しかし立体駐車場などのインフラが、この状況にほとんど追いついていません。
快適に乗りこなすには、それなりのポイントを押さえておくことが大切ですね。
あと、CX-5に限らないハナシですが、デザインが個性的になる反面、車体の死角も増えています。
メーカーも承知しているのか、360°ビュー・モニターをはじめ安全装備もどんどん進化しています。
ちょっとお金はかかりますが、万が一を防ぐ保険のつもりで必ず取り付けておきたいもの。
カーライフを楽しむにあたって生命と安全だけは、お金に代えられませんから。
【CX-5】が値引き金額から更に50 万円安くなる裏ワザ
【CX-5】の購入を検討しているけど悩みが尽きない… そんな悩みを抱えている方が非常に多くいらっしゃいます。 家族や友人に相談したところでまともに聞いてもらえず、また聞いてもらったところで欲しい車に手が届かない。 そんな方にオススメの裏ワザをご紹介します。
- 「この【車種名】、予算オーバーだ…」
- 「値引きで安く買いたい…」
- 「ディーラーを回るのは面倒…」
- 「新車をお得に最安値で手に入れたい…」
- 「ディーラーの売り込みがイヤ…」
- などなど
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